• キョウチクトウ  (キョウチクトウ科)

    キョウチクトウ (キョウチクトウ科)

    別名:
    啞巴花,桃竹
    毒性:
    全株及び汁が猛毒です。皮膚に触れると皮膚炎をおこします。燃やした煙にも強い毒性があります。葉は青緑で枯れた後も有毒です。
  • ジャスミン (モクセイ科)

    ジャスミン (モクセイ科)

    形質:
    花に芳香があり、燻してハーブティーにしたり、香料を抽出します。
    毒性:
    根は有毒で麻酔薬が作れます。
  • シイノキカズラ (マメ科)

    シイノキカズラ (マメ科)

    形質:
    多年生の藤木です。花の色はピンクで、これに含まれるロテノンは標高が上がるにつれて減少します。
    毒性:
    根部に猛毒のロテノンがあり、殺虫剤の原料となります。
  • ミフクラギ (キョウチクトウ科)

    ミフクラギ (キョウチクトウ科)

    別名:
    海木羨仔
    形質:
    喬木で樹皮が厚く、全株のどの部分を傷つけてもすぐに白い乳汁が流出します。花は白く、芳香があります。開花は6月です。
    毒性:
    全株に酸性の乳汁を含みます。刺激性があり、皮膚炎をおこします。目に入ると失明し、誤食すると嘔吐、下痢と虚脱、呼吸困難、瞳孔拡大、心停止を起こして死亡します。
  • キバナキョウチクトウ (キョウチクトウ科)

    キバナキョウチクトウ (キョウチクトウ科)

    別名:
    番仔桃
    形質:
    常緑性の灌木です。花は黄色で芳香があります。開花は5~12月です。
    毒性:
    全株に猛毒があります。誤食すると腹痛、めまい、震え、全身まひ、呼吸困難、失神して死に至ります。
  • ハマユウ (ヒガンバナ科)

    ハマユウ (ヒガンバナ科)

    別名:
    允水蕉
    形質:
    開花時期5~8月、果実期9~12月、白い花と紫の花の品種があります。
    毒性:
    球根にはリコリンやタゼチンなどの毒性があります。水仙と似た作用です。
  • ナンテン (ナンテン科)

    ナンテン (ナンテン科)

    形質:
    秋冬に実を結び、果実は球形です。球のように丸く、有名な漢方薬、天竺子として呼ばれています。
    毒性:
    樹皮にナンデイニンやナンテニン等を含みます。葉にはシアン化水素を含み、激しい神経麻痺や痛覚、触覚の喪失などを引き起こします。
  • ゴクラクチョウカ (ゴクラクチョウカ科)

    ゴクラクチョウカ (ゴクラクチョウカ科)

    別名:
    極樂鳥花
    形質:
    多年生草植物です。花の茎は葉の集まりの中から伸び、茎の頂上に花が咲きます。形が首を伸ばした鳥のとさか似ており、オレンジレッドの花弁と青い雌雄蕊は極めて鮮明で見た目が美しいです。
    毒性:
    有毒部分は種子莢で、誤食すると悪心、嘔吐、下痢を引き起こします。
  • トウゴマ (トウダイグサ科)

    トウゴマ (トウダイグサ科)

    形質:
    総状花序で、上部に花房の雌性があり、株が雄花であり、種子莢は楕円形で無毛、褐色の斑紋があります。開花期は春から秋です。
    毒性:
    種の油には高い下剤作用がある猛毒のリシノール酸を含んでいます。通常2粒の種で激しい下痢を起こし、3粒で胃腸炎となり、死に至ります。
  • ニチニチソウ (キョウチクトウ科)

    ニチニチソウ (キョウチクトウ科)

    別名:
    日日春,四時春
    形質:
    通年開花します。冬はやや少なく、紅白、白い花に赤い中心、黄色の花などの品種があります。
    毒性:
    猛毒で、毒性はジギタリスに似て、胃腸が乱れ、不整脈が現われます。
  • キャッサバ (トウダイグサ科)

    キャッサバ (トウダイグサ科)

    別名:
    樹薯
    毒性:
    地下茎に青酸を含み、生食すると死に至る。十分茹でてから食用とする。華南では大量に栽培されており、山岳民族の主な食糧となっており、澱粉から工業用糊を生産する。
  • オオシマコバンノキ (トウダイグサ科)

    オオシマコバンノキ (トウダイグサ科)

    別名:
    紅珠,山漆茎
    形質:
    半落葉性灌木です。通年開花して結実します。熟した果実は赤色です、8~10月が最盛期です。
    毒性:
    根部に猛毒があります。毒にあたると7日間昏睡することからこの名が付きました。この植物の中毒を解毒するにはサツマイモ300g大根30gに塩を少々加えて煮込んだ水を飲むと、およそ20分で解毒します。
  • バンマツリ (ナス科)

    バンマツリ (ナス科)

    形質:
    常緑性の灌木で高さは80~220cm、枝は柔軟で広がりを見せます。葉は互い違いに生えて4~8月に開花します。芳香(ジャスミンに似た香り)があり、主に庭での栽培や鉢植えで栽培されます。
    毒性:
    茎と葉を大量に誤食すると手足の力が抜け、よだれを流し、不整脈や震え、呼吸の遅れなどの症状が現われます。
  • クジャクヤシ (ヤシ科)

    クジャクヤシ (ヤシ科)

    形質:
    小さな木で、茎幹が単一です。節輪がはっきりしていて高さは約4~8m、多株で群生します。葉は二回羽状複葉で薄くて柔らかくなっています。春と夏に開花し、肉穂花序が脇から出ます。果実は球形で種は細長い穂となります。主に庭園で栽培されます。
    毒性:
    果肉と果汁に毒があり、果肉を誤食するとイチョウが炎症を起こし、果汁に触れると皮膚が痒くなったり炎症を起こします。
  • トウネズミモチ (モクセイ科)

    トウネズミモチ (モクセイ科)

    形質:
    3-5mで常緑の灌木、枝は細くて硬質です。葉は革質で新葉は黄色、古い葉は緑色です。樹皮と葉、果実に毒があります。
    毒性:
    枝葉と樹皮を誤食すると手足の力が抜け、瞳孔が拡大して2~3日後に死亡します。果実を食べると下痢になり元気がなくなります。
  • オオバアラリア (ウコギ科)

    オオバアラリア (ウコギ科)

    形質:
    常緑性の灌木で、高さ1~3mになり、葉は互いに生え、奇数羽状複葉で、鋸刃の縁をしています。葉は緑で常に白斑があります。汁は有毒です。
    毒性:
    汁に触れると発疹がでます。口に触れると腫れて痛み、嚥下できなくなります。
  • ハナキリン (トウダイグサ科)

    ハナキリン (トウダイグサ科)

    形質:
    常緑の灌木で高さは0.3~2m。茎幹は太く、溝があり、通年開花します。夏と秋が開花の最盛期です。赤い花弁は苞葉で全株に毒があります。
    毒性:
    誤食すると口、喉が不快になりひどい時は嘔吐、下痢が見られます。
  • ツツジ (ツツジ科)

    ツツジ (ツツジ科)

    形質:
    原生種と交雑種があり、種類が多く、株高は1~3m、葉の形は多様で春から夏に開花します。全株に毒があります。
    毒性:
    誤食すると悪心、嘔吐、血圧低下、昏睡、下痢などの症状が現われます。
  • ヘンヨウボク (トウダイグサ科)

    ヘンヨウボク (トウダイグサ科)

    形質:
    常緑の灌木で株高は10cmから数m。葉は交互に生え、厚みがあり滑らかです。色彩は鮮明で美しいです。汁は有毒です。
    毒性:
    汁を誤食すると腹痛、下痢などが起きます。
  • シナフジ(マメ科)

    シナフジ(マメ科)

    形質:
    落葉性の大きなつるで茎は木質で絡みつき、葉は相互に生えています。3~4月間に開花し、芳香を持っています。一般的に紫または白です。種は有毒です。
    毒性:
    誤食すると悪心、腹痛、腹の張り、嘔吐と下痢を繰り返します。